お遍路とは
最初は「大切な人の幸せを願う」事で十分だと思う。
日常生活では、なかなか、心を静かにして「大切な人の幸せを願う」機会などございません。
参拝する事で、他人の幸福と自身の幸福が重なった時、心から癒されることでしょう。
私達も、お遍路さんの幸せを願っています。
信仰と宗教の違い
信仰とは、人間として本能から出てくる感情であり、異性を好きになる事や、子供を愛おしく思う気持ち、お母さんを大事にしたいと思う気持ちなどです。神社とは、その気持ちを祈願する場所ですし、心願成就した時には、神様に「感謝」を伝えに行く場所です。
宗教とは、人間がどうやって生きていくか等の教義を体系的に学ぶ事だと感じています。私は入門した事はありませんが、生きる価値観は人それぞれなので、宗派が分かれている事もうなずけます。
信仰は内側からの本能で、宗教は外側からの学び。全く違いますが、表裏一体ですし、信仰の延長線上に宗教があるように思えます。
本来は、信仰を表現する事に「お金」がかかる事は有りませんが、信仰の「対象」としての「本尊」や「建物」は有った方が良いと思うので、その維持管理という事での寄進は、その人に見合った形で有った方が良いと思います。
伊豆霊場振興会では「信仰」を大切にしたいと思っています。
お遍路の醍醐味
大自然に癒される
本場四国もそうですが、伊豆でも大自然の中を旅する事になります。
歩きはもちろんの事、車やバスであっても、寺院の参道や境内には大自然が残っています。
大自然の中に身体を委ねるだけで、心と体が癒されます。
日本を好きになる
江戸時代から続く「お遍路」ですが、最初は弘法大師(空海)を慕って信者が参拝した事から始まりました。
日本の寺院には、ご先祖様達の功徳が眠っています。それを感じるだけで日本を好きになる。
花鳥風月を楽しむ
旅行は「わくわく」するものです。
旅先での、いままで見たことない絶景や、人とのふれあい、珍しい食事や土産など。
昔から旅は人々を魅了して来ました。感動する事で人は「幸せ」を感じるもの。
大自然の恵み
何故、人間は大自然に身を委ねると、リラックス出来たり、心地が良いと感じるのでしょうか。
その答えは、大自然には「1/fゆらぎ」があるからです。
「1/fゆらぎ」とは、パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎのこと。ただしfは 0より大きい、有限な範囲をとるものとする。
人間も自然の一部として考えられており、人間の生体は五感を通して外界から「1/fゆらぎ」を感知すると、生体リズムと共鳴し、自律神経が整えられ、精神が安定し、活力が湧くと考えられています。
例えばキャンプでの「焚き火」がリラックスできるのは、炎の揺れには「1/fゆらぎ」があり、静かに炎を見つめるだけで癒しの効果があるとされています。川のせせらぎ、木洩れ日など、大自然の中には「1/fゆらぎ」で溢れています。
伊豆半島の大自然に身を委ねる事で、体の中から癒されてください。
寺院の行事では無い
非常に誤解されている方が多いのですが、寺院の法事や法要ではありませんし、もちろん修行でも無いです。
寺院の法事や法要は住職様がお経を唱えます。
お遍路さんは寺院の法事や法要を邪魔することなく、靴を脱がずに参拝を済ませます。
それを見届けるのが寺院の役割です。