韮山反射炉(Nirayama-hansharo)
国指定史跡であり通商産業省認定近代化産業遺産。
江戸時代末期、欧米諸国の植民地化や開国要請に対抗して日本(江戸)を守るため、時の韮山代官・江川太郎左衛門英龍が幕府に進言して築いた大砲鋳造炉です。
安政元年(1854)に建設開始し、安政4年(1857)に完成しました。元治元年(1864)の使用中止まで、品川沖に作られたお台場(砲台)のものを含む大小の大砲数百門を鋳造しました。
反射炉という名称は、熱をアーチ型の天井に反射させて鉄の溶解温度(1700度)を得る構造から名付けられました。
大砲鋳造のために建設された反射炉は国内で11基ありましたが、現存するのは3基(萩反射炉・薩摩旧集成館反射炉跡・韮山反射炉)で、その中でも最も保存状態が良く、実際に稼働したことが確認されている点で大変貴重です。
《 伊豆観光情報 》
名称 | 韮山反射炉 (Nirayama-hansharo) |
郵便番号 | 410-2113 |
住所 | 静岡県伊豆の国市中268 |
電話番号 | 0559-49-3450 |
駐車場 | 有 |
最寄駅 | 伊豆長岡駅 |
最寄バス停 | 長岡駅バス停 |
WEBサイト | 公式サイト |
営業時間 | 9:00~(詳しくはWEBサイトで) |
定休日 | 毎月第3水曜日 |