了仙寺(Ryosen-ji)

国指定史跡の了仙寺。

幕末──。鎖国以来、日本で最初の開港場となった下田。

黒船により来航したペリー提督一行は、了仙寺へ向かって参道を行進してきました。

日本の民間異文化交流は、日米下田条約締結の地「了仙寺」で始まりを告げたのです。

由緒は、江戸時代の大阪夏の陣の時、目に病を持たれた徳川家康公は、家臣の勧めにより当時目の神様として崇められていた身延山久遠寺第十一世の行学院日朝上人に病気平癒の願をかけました。その祈願が成就したため、徳川政権安定の時に寺を建立することを約束しました。

その後、寛永12年(1635年)に第2代下田奉行・今村伝四郎正長によって了仙寺が創建されました。

創建された了仙寺には、当時の幕府の将軍・徳川家光より朱印状によって領地が与えられ、家康公の祈願成就に奉じました。以降、歴代将軍から朱印状が下賜されています。従って、了仙寺の寺紋は徳川家の紋である三つ葉葵です。

ミシュラン・グリーンガイド(Michelin Green Guide)で、星2つ(★★)を獲得している歴史建造物です。

了仙寺(Ryosen-ji)
了仙寺(Ryosen-ji)

伊豆観光情報

名称了仙寺(Ryosen-ji)
郵便番号 415-0023
住所 静岡県下田市三丁目12-12
連絡先0558-22-0657
公式サイトhttps://ryosenji.net/
最寄駅下田駅
最寄バス停了仙寺バス停
駐車場乗用車40台
バス6台
料金大人¥500円
子供¥250円
営業時間8:30-17:00
定休日休業:夏期・年末に休館日あり
その他-