信仰としてのお遍路

信仰とは、人間の本能から出てくる感情であり、異性を好きになる事や、子供を愛おしく思う気持ち、お母さんを大事にしたいと思う気持ちなどです。

宗教とは、いずれかの宗派に入門し、人間はどうやったら幸せに生きられるのか等の教義を体系的に学ぶ事です。

「信仰」は内側からの本能。
「宗教」は外側からの学び。

お遍路は得度や入門などをしなくても誰でも参拝でき、寺院の行事では無いため法事や法要とは異なります。

信仰として脈々と受け継がれてきた日本の文化です。

一生に三度は訪れたい「お遍路」

最初は「大切な人の幸せを願う」事で十分だと思います。

心を静かにして「大切な人の幸せを願う」という機会も、日常生活では少ないかもしれません。

日常を少し離れて参拝し、他人の幸福と自身の幸福が重なった時、心から癒されることでしょう。

  1. 恋人が出来たら:相手の幸せを願ってカップルで参拝
  2. 子供が出来たら:お子様への感謝と幸せを願って参拝
  3. 還暦を過ぎたら:自身の人生に感謝を込めて参拝

参拝の証としての納経帳は、自身の命が尽きた時に棺に入れることで「極楽浄土」に行けるという信仰もあります。

御朱印帳ではなく専用の納経帳があるのは、この信仰の由来からです。

ツアー概要

お遍路というと、寺院への対応やお経、作法などが心配・・・お昼を探すのも大変そうだし、知らない道の運転も心配・・・もっと手軽に体験できないかしら?

そんなご要望にお応えする「お遍路ツアー」です!

このツアーには先達と呼ばれるお遍路のガイドが同行し、コースによっては寺院様の法話が聞けたりという、プレミアムツアーです。

先達とは?

初めてのお遍路さんや、不慣れな参拝者が困らないようにサポートさせていただくのが「先達」です。

【主な役割】

  • 旅行当日、各寺院で参拝できるよう事前に手配する。
  • 参拝時に納経帳をまとめて寺院にお願いし、御朱印のお手伝いをする。
  • 本堂での読経などで作法の手ほどきし、音頭をとる。
  • 公式納経帳をお持ちの参拝者には、ご住職が不在時でも納経印を押したご本尊を提供する。

お遍路スタイル

  1. 恋人同士で結婚前の縁起担ぎや祈願
  2. 子供と一緒に日本の歴史文化を学ぶ
  3. 何かを興す前の誓いを立てる
  4. 温泉や料理を楽しみながら癒しを求めて
  5. 子育てが終わったご夫婦がゆっくりと
  6. 定年を機に自身の人生の感謝を込めて
  7. 先祖や伴侶の供養として
  8. お孫さんとウォーキング
  9. 得度などをして宗派の指導により修行として