三四郎島トンボロ現象(Sanshirosima Tonboro)

三四郎島は、沖あい200メートルほどのところにある伝兵衛島・中ノ島・沖ノ瀬島・高島からなる4つの島で、見る角度により3つに見えたり、4つに見えたりすることからこう呼ばれています。

また、干潮時には一番手前の伝兵衛島まで瀬が現れて、足をぬらさずに歩いてわたることができます。この現象のことを「トンボロ」と言い、日本でも大変珍しい現象なのです。

10月から2月の日中は、瀬が現れるほどに潮は引きませんので、渡ることはできません。3月から9月の日中でしたら、比較的渡ることができます。しかし毎日ではありませんので、必ず事前にご確認の上、お出かけ下さい

干潮になると幅約三十メートルの浜ができあがり、足をぬらさずに三四郎島に渡ることができます。また、満潮時には水面 下に隠れてしまい、その上を小さな舟が自由に往来することができます。

このように浜の両側からの波よってできる海岸を、 人文地理(じんぶんちり)で砂州(さす、スピッツ)といって、「天の橋立(あまのはしだて)」や「博多(はかた)の海 の中道(うみのなかみち)」でも見られます。

磯の海岸は珍しく、さらに潮の干潮によって浮き沈みする浜は極めて珍しい現象です。

昭和五十八年九月には県の天然記念物に指定され、『瀬浜渡るにゃ干潮(ひきしお)いおいで、満ちりゃ想い もとどきゃせぬ』と、堂ヶ島小唄にも歌われており、磯遊びには格好の場所です。

堂ヶ島トンボロ現象
堂ヶ島トンボロ現象
堂ヶ島トンボロ現象

伊豆観光情報

名称三四郎島トンボロ現象(Sanshirosima Tonboro)
郵便番号 410-3514
住所 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科
連絡先0558-52-1268
公式サイトhttps://www.nishiizu-kankou.com/
https://izugeopark.org/
最寄駅修善寺駅
最寄バス停堂ヶ島バス停
駐車場普通車15台
料金-
営業時間-
定休日-
その他-