由緒正しい「伊豆八十八ヶ所霊場」
全国で、江戸時代からある「霊場」は、本場の四国と知多半島、そして伊豆半島とされています。「お砂踏み」と呼ばれている、疑似体験する場所はいくつもありますし、昭和や平成で出来た「霊場」もいくつかあります。
伊豆八十八ヶ所霊場は、昭和50年代に、第28番札所の「大江院」で、明治時代の納経帳が見つかった事で、伊豆観光霊跡振興会(伊豆霊場振興会の前身)が発足し、復興が始まりました。
今では鉄道や国道が通っていますが、各札所を繋ぐ道は江戸時代では主要な道として利用されていました。辿るだけでも当時の風情を感じます。