3/26に記念すべき第1回のお遍路ツアーに行ってきました!
お申し込みが2人だったのですが、大切な最初の参拝者なので、人数が少なくても催行することにしました。
記念すべき最初の参加者は茨城からお越しのS様と熱海市からお越しのM様です。
もう一人、第23番札所「東光寺」の僧侶を務める西村様も同行していただき、お遍路ツアーの出発です!
第1番札所
移動はアルファードのレンタカーです。
熱海駅から少し走るのですが、令和の参拝ルートで再編した第1番札所の「長徳寺」に到着です。
あいにくの雨ですが、お遍路ツアーは雨でも催行されます。
私は四国と伊豆を歩いて結願しているのですが、雨の日の記憶は残るので思い出になります。
もちろん晴れの方が良いに決まっています!笑
人生も晴れの日があれば雨の日もあります。雨の日があるから、晴れの日に感謝が芽生えるのではないでしょうか。
念珠の持ち方の手ほどき
第3番札所で念珠の持ち方を手解きしました。
お遍路では、先達と呼ばれている人が手ほどきをします。
色々な持ち方あるようですが、私は以前に真言密教の持ち方を教わったので伝授。
念のため、お話しておきますが、念珠を首にかけるのは破戒僧の作法です!
破壊ではなく、戒律を守れなかった僧侶が下山する破戒僧の作法となっているので、首にかけるのはご法度です。
お昼は玄米レストラン「ぜんな」
お昼も楽しみのひとつです。
大仁にある玄米レストラン「ぜんな」で食事です!
最難関の第8番札所「益山寺」
最初のツアーだったのと、大雨だったのとても不安だった第8番札所の参道
アルファードで登れるのか不安でしたが、念のため伴走していた息子の車に5人で乗って境内まで上がりました。
最後は私が音頭を取りました。
西村僧侶が同行して頂きましたので、私は第8番札所までは納経や段取りに徹していました。
最後の寺院では今回のツアー参加者お二人の幸せを願って参拝の音頭をとりました。
お線香の3本には色々な意味があるようですが
過去(先祖)・現在(自身)・未来(子孫)
仏・法・僧
などがあるようです。
はじめて「印金」を持って音頭を取りました。
難しい顔してますね!笑
皆様の幸せを祈願させて頂きました。
最後に
約10年前に四国の歩き遍路を結願して月日が経ちました。
自身で参拝するよりも先達として参拝者を導くことは本当に大変です。
私は知能指数に異常値があって苦悩してきた人生で、どこかで人間不信になっているという自覚もあります。
今回のお遍路ツアーで、なんとなくですが喜んでいただけた気がして、その思いが私の心の癒しになっていることは間違いなさそうです。
そして茨城からおこしのS様は、かなりのお遍路通だったので学びの日となりました。
日々勉強だという事を改めて実感しました。
感謝しかありません。
至らないところも多いと思いますが、皆様のおこしをお待ちしております。
合掌