おはようございます!

足まめもピークを過ぎて、硬くなってきました。

筋肉疲労の蓄積はまだまだ取れませんが・・・。


昨日の宿泊は、妻良の「太郎衛門」です。

民宿ですが、とても良い感じで、お風呂もとてもいい感じでした。
http://www.minami-izu.jp/entry.html?id=6047

さて、いよいよ逆算出来る感じですが、
来週月曜日(5/16)には八十八番札所の修禅寺に到着しそうです!
その前に21世紀の森の宝蔵院の難所が待ち受けていますが・・・。

今日は宿の関係で、本当に10㎞しか進めません。
昨日の10㎞の罠とは違って、ほぼほぼ平坦地の公道を歩きます。

完全セーフティーです!笑

こうやって歩いていると、
伊豆も四国となんら変わらない、とてもいい環境ですね!
これから沢山の方に楽しんで頂きたいと思っておりますが、
自信をもってお勧め出来ます。

さて今日も行ってみよ~~~。

【先祖に感謝をする】
同行している山川さんに、お遍路中、各お寺でお経を唱えてるので「神様って信じてるの?」
と聞いた所「信じたい」という返事が返ってきた。

そうです、山川さんは神様という、現象として証明出来ない理論は信じない、
いわゆる唯物論者だったのです。

しかし、山川さんの奥様は、どうも信仰心があるので、戸惑っている様子でした。

私はというと、科学的に証明出来る事を尊重しますが、
例えばUFOみたいに存在を否定する証明が出来ない事は、
どちらかに偏る事はありません。

私も山川さんの年齢である36歳の時に、
どれだけ神様と言うイメージを持ててたかと言うと、
かなり漠然としていました。

しかし、現在ではある程度の自分なりの解釈があるので、
山川さんにした話を、そのまま、載せようと思います。

一般的に神とは、例えばキリストやアラー、牛、天照、自然、太陽など様々です。

仏教では釈迦を開祖としていますが、
宗派によって、それぞれに宗祖という人がいます。
釈迦に至っては、ご本尊にも登場する「釈迦如来」でも知られています。

よく、キリスト教やイスラム教の一神教に対して、
仏教は多神教と言われます。

ご本尊には釈迦如来を始め、
議長みたいな大日如来、
男性に人気の不動明王、
女性に人気の観音様など、数百を超えるご本尊がいます。

神道に関しては、自然崇拝と言われていますが、
伊勢神宮(内宮)に祭られているのが天照大神で、
伊豆神宮(外宮)に祭られているのが豊受大神です。

神道でも八百万神(やおろずのかみ)がいます。

実は日本古来の宗教は神道であり、
外来が仏教と言われていますが、
多神教同士が融合して、日本独自の文化(宗教)が出来ました。

インドで生まれた仏教ですが、
現在のインドではヒンドゥー教が八割を超えます。
中国を経由しましたが、中国では無宗教と言われている人がほとんどで、
儒教や道教、仏教が若干いるだけです。

実際に世界的にサンスクリット語(梵字とも言われ、仏教経典の原文文字)が
日常で見る事が出来るのは日本だけです。

まずは日本古来の神道で、伊勢神宮の遷都はご存じでしょうか?
伊勢神宮には、社が建てられる場所が2つ並んでいて、
空いている方に20年に一度、真新しい材料で新築して「御神体」を移動して、
古い方を解体する事を繰り返しています。
ここで言う「御神体」は「鏡」とされています。

「鏡」とは、映し出されるのが自分だから自分が神?

そうではありません。
自分自身の中にいる、ご先祖様の遺伝子の事を指しています。

幾重にも折り重なった、ご先祖様たちの遺伝子により、
私たちは今を生きています。
人間としての本能的な部分も、有形的な文化に至るまで、
全ては私達のご先祖様のお陰です。

仏教に至っては、先祖供養がそもそも寺院の役割ですし、
仏壇に先祖を祭って手を合わせます。

そうなると、どうだろう。

もしかしたら近所に同じ先祖の方がいるかもしれません。
元を辿れば兄弟かもしれません。この思想は人類を兄弟にしてしまいます。

日本人の「和を以て貴しとなす」と言うのも、
こういう思想からではないでしょうか?

もちろん海外でも先祖を供養していますが、
日本人ほど体系的に文化として、先祖を敬っている国は見当たりません。

もし「神」が、ご先祖様とするならば実在しているし有形です。
とても分かりやすいですし、色々とつじつまもあってきます。

遺伝子レベルの声(ご先祖様の叡智)を「本能」とするならば、
直感的思考は、自分自身の危険を回避してくれるばかりか、幸福までもたらしてくれる。
それが「神」という事になる。

神様を信じる信じないという概念ではありません。

お遍路のような行為は、五感を研ぎ澄ませ「本能」にアクセスして、
遺伝子レベルで先祖の意見を聞く。
それがいわゆる「空」である。

「空」とは、何も考え無い行為ではなく、
自分意見を無くして「本能」(ご先祖様の叡智)に任せる行為。

そして「徳」や「幸福」がお賽銭で買える訳ではありません。

お賽銭は、そういう場所を提供してくれた感謝の表現です。
何事も、自分が動かなければ始まりません。

自分とは何かという事については、機会があったら書いてみようと思います。
若者の寺院離れの件も、若者の責任ではありません。

寺院や教育や社会全体の問題です。

法事などをしっかりとやって、
先祖に対して感謝している家庭は「繁栄」している家庭が多いです。

ご先祖様に手を合わせて、感謝を告げましょう。
どうぞ、お幸せになれますように。
(山川さんも気持ちが晴れた様子でした。)

【六十一番札所】法泉寺

早くも最初のお寺。あいにくの雨。

同行者山川です。
宝泉寺前にて代表ポンチョ姿を。

初めての雨の日を経験して以来、
雨が降りそうな日が近づくと、天気予報を頻繁にチェック。

その度に降りそうですよ!
と報告を入れると代表に笑われてました。

本日も雨ですが、少し心境の変化を感じました。

素直に伝えたところ、雨を肯定してきていると教わりました。

確かに。

以前ほど嫌な気持ちではなく、仕方ないというくらいになってます。

全肯定には程遠いですが、ほんの少し見えた気がしました。

【緊急告知】
5/13(金曜日)ですが、
私が所属している「JAPAN MENSA」の会員が2名ほど参加予定です。
お遍路体験と応援に来て下さいます。

後、お遍路企画を見守って下さっている、浅野さんチームも逆打ちで参加予定です。

コースは松崎近辺となりますが、
比較的平坦地でお寺の数もそこそこあって、
お遍路を体験するにはとても良いと思います。

格好はウォーキングの格好で良いです。
数珠や納経帳も要りません。
読経の時は後ろで手を合わせて頂ければ、私がやりますので、ご安心下さい。


ちょっとした体験をされたい方は、
参加をお待ちしております。

詳細は、今日の夜に告知します。

【六十二番札所】法伝寺

今日はもう二つ目のお寺。

ここは自治会で管理しているお寺ですが、とても綺麗です。

多分、ご近所の方が奉仕で綺麗にしていると思われます。
横にトイレもありますが、蜘蛛の巣なども無くてとても綺麗です。

新しいという事では無いけど、手入れが行き届いています。

【六十三番札所】保春寺

あちゃー、もう63番です。今日は、足の休憩だ!😀
金剛杖の花が咲いて来た!

歩きでしか体験できない現象です。

【六十四番札所】慈雲寺

もう、今日最後の札所だ!!!早すぎる。

お遍路ネタを。
四国では、寺院の本堂の正面入り口の階段下で読経する。
しかし、伊豆では本堂に入ってお参りするのがしきたりらしい。

しかし、伊豆霊場振興会としては、四国にならって、
本堂に入らないでお参りする事を基本とし、
もし、ご住職様がおられて、本堂でお参りしても良いという事でしたら、
希望があれば入ってお参りする様にします。

階段下が基本です。

【お遍路体験】
5/13ですが、下記の感じでお遍路体験をします。

後半戦、最大の山場ですが、もし、参加されたい方は、コメント願います!

浅野さん、すいません。
行程としては浅野さんさんと合流できるのは、木曜日でした!